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はんなり&ポップ、ミライスカート特別インタビュー【最新シングル・ワンマン編】

2016/02/27 に公開

 2016年3月2日(水)に、メジャー第2弾シングル『千年少女~Tin Ton de Schon~』を発売するミライスカート。3月3日(木)"ミラミラの日"には、彼女たちのホームグラウンド(?)であるKYOTO MUSEを舞台に、ワンマンライブ「一生懸命 Tin Ton de Schon!~心に愛でるは千年の音~」も開催。

今や、京都から全国へ"はんなり&ポップ"な波を大きく広げているミライスカートに特別インタビュー。まだ気づいてない人、早く4人の存在を注目しておかないとヤバいぞ!よろしくお頼もうします!!

TEXT:長澤智典


大きい舞台に立つ経験を重ねれば重ねるほど「頑張るぞ!」という気持ちも沸いてきます。


――最近のミライスカート、すっげぇ輝きを増してない!?

児島真理奈(以下、真理奈) 最近では大きなステージへ立たせていただく機会も増え、経験が増したのも大きいのかなぁ?

林奈緒美(以下、奈緒美) でも、まだまだです。

相谷麗菜(以下、麗菜) イベントなどを通してですけど、関西だと"なんばHatch"、東京だと"NHKホール"にも立たせていただけたように、大きい舞台に立つ経験を重ねれば重ねるほど「頑張るぞ!」という気持ちも沸いてくるし、自分たちの良い面やまだまだなところも見えてくるから、それが向上心にも繋がっているんだと思います。

橋本珠菜(以下、珠菜) まだまだ走りだしたばかりだからね。


珠菜と麗菜が語る『千年少女~Tin Ton de Schon~』の魅力!


――3月2日(水)に、ミライスカートはメジャー第二弾シングル『千年少女~Tin Ton de Schon~』を発売します。この歌を聴いていると、なんて言うのかなぁ気持ちの…。

真理奈 テンションが上がりますよね。

珠菜 『千年少女~Tin Ton de Schon~』というタイトルだけを先に聞いた時は、「ゆったりとしたはんなりポップナンバーかな?」と思ってたら、完成した音源を聴かせていただいたら、すっごくアップテンポな曲でビックリでした。

でも、聴けば聴くほど好きな気持ちが大きくなっていくし、「夢に向かっていく」事を表現した歌詞が、うちらの気持ちにもピッタリだったから、早くみんなに届けたいというワクワク感が強くなってきました。

――実際、レコーディングやライブで披露してみて、どうでした?

珠菜 テンポが早く、ダンスもバチバチッとした激しさもあるから、正直、4人の振りを一つに揃えるのは大変です。だけど、歌詞通りの想いも伝えつつ、完璧なフォーメーションを組めるようになったら、すっごく魅力的な歌になっていくはずです。

――夢を追いかけてる人ならとても共感覚えるというか、自分にも気持ち置き換えていける楽曲だからね。

珠菜 そうなんです。私たち自身が「あー、わかるその気持ち!」と共感しながら歌っていたように、同じ気持ちを、『千年少女~Tin Ton de Schon~』を聴いてくれたり、ライブを通して見てくださる人にも伝わったら嬉しいなぁと思います。

――れいにゃんは、どんな印象でした?

麗菜 『千年少女~Tin Ton de Schon~』を初めて聴いた時は、疾走感のあるイントロにすっごく気持ちが引き込まれてました。歌詞も力強いから、ぜひ、歌詞カードを読みながら聴いてもらいたいなと思っています。

振り付けの面でも、力強さと同時にミライスカートらしい「はんなりさ」も入っているように、そこの新しさも恰好いいんです。ぜひ、ライブやMVを通して、ダンスパフォーマンスも楽しんでください。

――ミライスカートも、歌詞のように夢をつかもうとミライへ駆け抜け続けていますからね。

麗菜 自分たちで歌っててもグッとくると言いますか。私たち自身の夢をつかみたい気持ちと重ねあわせて聴くたびに、ググッとくるんです。そんな、自分たち自身が決意を新たにしていける歌に『千年少女~Tin Ton de Schon~』はなりました。


相谷麗菜


奈緒美と真理奈が捉えた『千年少女~Tin Ton de Schon~』の世界観!?


――なっちゃんは、『千年少女~Tin Ton de Schon~』に対してどんな印象を覚えましたか?

奈緒美 私、『千年少女~Tin Ton de Schon~』の歌詞がすごく好きなんです。私の今の気持ちそのものを表したものもあります。

これまでの私って、「これが出来ないのはこうだから」とか、いろんな事に理由を付けては言い訳しながら逃げていた面もありました。でも、「今年はそんな自分を卒業しよう」と思っていたところへ『千年少女~Tin Ton de Schon~』が届いたんですね。だから、「うわっ、私の気持ちだ!」「なんで見透かされたの!?」と思えました。

これからの私は言い訳なんかしないで、むしろ、この想いを感情詰めながら歌い続けてくから、みなさんにも私の気持ちがしっかり届くように頑張ります!

――なっちゃん自身、以前と比べたらだいぶ心は強くなったんじゃない?

奈緒美 「やれば出来るぞ!」という気持ちは、前よりも強くはなったと思います。

珠菜 YDK!(やれば 出来る 子)

奈緒美 私、「やれば出来る子」だと信じて、いつも頑張ろうと思います。

――リーダーの『千年少女~Tin Ton de Schon~』に対する印象もお願いします。

真理奈 初めてこの曲をいただいた時に、「Tin Ton de Schonって何やろ?」と不思議な感じがしてたんです。後で意味を聞いたら、三味線の「ちんとんしゃん」の事なんですよね。その言葉を聞いて、「そうなんやぁ」「京都らしいなぁ」と思ったんですけど……。実は私、最初の時点で、「Tin Ton de Schon」を「ちんどん屋」と間違っていたんです。

――それ、すっごい斬新な解釈だ!

真理奈 ちんどん屋さんって、大体4人くらいで宣伝しながら練り歩いてるじゃないですか。「それってミライスカートにも似合うなぁ」と普通に思ってました(笑)

歌詞は、私もすごく共感しています。私自身、辛いときに保津峡へ一人で行って泣いてた事もあったんですね。その時の気持ちを思い出した歌詞もありました。いろんな壁を乗り越えながら光をつかめるように4人で頑張り続けてる今の気持ちも、『千年少女~Tin Ton de Schon~』の歌詞はピッタリやと思います。

――『千年少女~Tin Ton de Schon~』は、4人の気持ちとも重なる歌。そこも、ポイントだなぁと感じます。

真理奈 私、最初に『千年少女~Tin Ton de Schon~』を聞いた時、疾走感のあるアップテンポナンバーだから、デビュー曲の『COSMOsSPLASH』に近い印象を覚えました。むしろ『千年少女~Tin Ton de Schon~』は、『COSMOsSPLASH』の進化版なんだと私は受け止めています。

『COSMOsSPLASH』は、みんなの背中を押したり元気づけてゆく歌だったけど、『千年少女~Tin Ton de Schon~』は私たち自身が「頑張るぞー!」となれる歌、そこの違いも感じました。

――ミライスカートって、前向きな気持ちにしてくれる歌がすごく多いよね。

真理奈 ポジティブな歌ばかりやと思います。


児島真理奈


『ギ・ミ・ユ・ラ』は、ファンが本当にミライスカートを好きなのかを確かめる踏み絵ナンバー!?


――『ギ・ミ・ユ・ラ』を聞いた時はビックリしました。この歌詞、浮気している相手を、私のもとへ帰ってくるからと信じている女性の心模様を綴った歌じゃない。まさかミライスカートがこんな大人な歌詞を歌うなんて、嬉しい驚きでした。

麗菜 歌詞の解釈は、正直難しかったです。みんな、こんな経験した事ないからわからないんです。しかも、歌詞だけを捉えたら「心の強い女の人が怒ってる」印象やったけど、曲調はすごく明るくてダンサブルなんですね。

しかもサビでは、「ラララ」と軽やかに歌うパートもあるんです。私たち自身がレコーディングで歌ってて楽しかったから、そこの部分は、ライブでもみんなと一緒に歌いながら楽しめればなと思ってます。そういう「歌詞は切ないけど、曲調は楽しい」というギャップが、『ギ・ミ・ユ・ラ』魅力だと思います。

珠菜 私、歌詞にはあんまし共感できなかった。自分なりに「この女性はどういう気持ちでいるんだろう?」といろいろ考えるんだけど、まだよくわかんないです。でも、「ラララ」の部分は歌ってるとホント楽しくなれるんですね。だから『ギ・ミ・ユ・ラ』をライブで披露する時は、一番の笑顔で楽しく歌う事を目標にしています。歌詞に関しては、もうちょっと大人になってからいろいろ考えます(笑)

奈緒美 レコーディングの時に、「女性の気持ちを想像して」と言われても、なかなか難しくって。「その人に成りきって」と言われても、どう成りきれば良いのか…。なので、成りきれたかは置いといて、泣きじゃくって歌いました。ステージで歌う時も、なるべくこの女性の気持ちになって歌うように心がけます。

――個人的に、途中低い声でなっちゃん?が歌ってゆく言葉に、心をグサッと刺されたような怖さを覚えました。

奈緒美 あそこは、私とれいにゃんが歌ってます。

麗菜 あそこにはリアルな感情を込めてるもんね。

奈緒美 そう。応援してくださる方々は、よく「なっちゃんが好きだよ」と目の前で言ってくれるんですね。でも私、他のアイドルさんの事も応援しているのを知ってるんですよ。だから私たちは、『ギ・ミ・ユ・ラ』に出てくる男性が他の女性へ浮気している気持ちを、ファンの人たちに置き換えて歌いました。

――それって…。

奈緒美 「また他のアイドルさんのとこへ言って、誰それしかいないと言ってるんでしょー。私たちは、みんなだけを信じてるんだよ」という気持ちを、この歌に込めました。もちろん、いろんなアイドルさんを応援するのは良いと思います。ただ、私たちは「そういう気持ちで歌ったよ」とだけは言っておきたくて。

――でも最終的には、みんな「ミライスカートが一番だよ」と思ってくれてるんじゃない?

4人 うーん…。

真理奈 私、自分が好きなアイドルさんが『ギ・ミ・ユ・ラ』を歌ったら、もう他へは行かれへんと思います。


――『ギ・ミ・ユ・ラ』はファンの気持ちを踏み絵してゆく歌だなぁ(笑)。

真理奈 私、今まで嫉妬とかよくわかんない感情だったんですけど。この『ギ・ミ・ユ・ラ』を歌ってから、「ファンの方にもちょっと嫉妬しそうになるかも!?」と思いました。

奈緒美 それくらい、ファンの人たちがドキッとする恐ろしい歌です(笑)



レボリューションはバンバン起こしたいです!


――『キラ☆ヒラ?レボ★エボ』はめっちゃ明るい、まさにミライスカートらしい楽曲じゃない!?

奈緒美 明るいアップテンポナンバーだから、ライブでも映えていくと思います。

珠菜 『キラ☆ヒラ?レボ★エボ』って、アニメのテーマ曲とか似合いそうな歌なんです。女の子っぽくて、アイドルらしくって、しかも「はんなり&ポップ」な要素も入っているように、改めて「ミライスカートってアイドルやなぁ」というのを感じさせてくれた歌です。うちらもレボリューション起こせるよう頑張ります!

――やっぱレボリューションは…。

珠菜 レボリューションは起こしたいです。バンバン起こしていきたいです!!

麗菜 私、この曲を聴いた時から「めっちゃ好きやわ」と一瞬にして思いました。すごく爽やかやし、女の子らしいし、早くステージで歌いたいです。

奈緒美 『キラ☆ヒラ?レボ★エボ』は、本当にタイトル通りのキラキラとレボリューションしたポップナンバーなんです。珠菜も言ってたように、アニメのテーマ曲が似合いそうだし、ミライスカートとしてもいつかアニメの主題歌を歌いたい夢があるので、ぜひ、アニメのテーマ曲のお話ください!私たちは、いつでも歌う用意は出来てるからね(笑)

真理奈 『キラ☆ヒラ?レボ★エボ』は、色で言ったらパステルカラーな歌なんです。この歌、アイドルソングが好きな人がハマるのはもちろんやけど、あまりアイドルのことを知らない人でもすぐに馴染んで好きになってくれる歌やと思う。しかも、ちっちゃい子から、うちらと同世代の人たち、大人も、アニメ好きな方も、おじいちゃんやおばあちゃん世代まで幅広く支持してもらえる歌だと感じてるから、いろんな人に聴いて欲しいなと思ってます。



千年の時を駆け抜け、東京の街中を駆け抜けた『千年少女~Tin Ton de Schon~』のMV!


――『千年少女~Tin Ton de Schon~』のMVは、どんな感じなんですか?

真理奈 この取材時点では、撮影は終えましたけど、まだ完成してないので、撮影中に感じた事を言うなら、「うちらみんな、千年の時を駆け抜けてます」。

――えっ!?千年の時を駆け抜けたMVですか?

珠菜 白いマントみたいなのを身につけて、東京の街中をずっと走ってました。

麗菜 午前中は走り続けて、午後の撮影では踊り続けてね。

奈緒美 ホント、たくさん走ったよね。中に、私が反対向きに走っているシーンも入るのかな?そこ、ちょっと変わった動きになってますけど、変な走り方をしてる人じゃなくて、そういう演出なんです。そこだけ、勘違いしないでくださいね(笑)


林奈緒美


3月3日のワンマンでは、「動画や写真の撮影がOK」なコーナーを設置!
                     

――3月3日には、KYOTO MUSEを舞台に、「一生懸命 Tin Ton de Schon!~心に愛でるは千年の音~」が開催になります。しかもこの日は…。

珠菜 3月3日は「ミラミラの日」です。この日を記念日に認定されるように頑張って、いつかカレンダーにも載せたいんです。

真理奈 認定されるまで頑張ろうね。むしろ、祝日にして欲しい!

――…。この日は、どんな内容になりそうですか?

珠菜 『千年少女~Tin Ton de Schon~』に入ってる新曲たちを披露するのもありつつ…。

麗菜 ミライスカートのライブの新しい試みとして、「動画や写真の撮影をOK」なコーナーを設置しようと思っています。

奈緒美 しかも、前売りチケットは「千年少女」にかけて1,000円。ずっと応援してくれてたファンの人たちへ感謝の気持ちとリリース記念の価格です。あと、まだミライスカートのライブを見たことのない人たちにとっても気軽に足を運んでいただけたらと思います。

真理奈 ワンマンは、私たちもすっごくやり甲斐があるからね。KYOTO MUSEは、京都メトロと同じようにミライスカートのホームグラウンドとなる場所。もちろん、ここでも演り続けますけど。同時に、もっともっと大きなところへも向かっていかなきゃとも思ってる。

奈緒美 何時か、京都KBSホールでやりたい!!


橋本珠菜


ライブ中の最初のMCで「よろしくお頼もうします」とか「よう起こしやす」「京都へおいでやす」と言うと、初めて聞いた方々から「オーッ!」という声も出てくるんです。その言葉、ぜひ生で聴きに来てください。


――ミライスカートの人気は、関東でもグングン上がってきています。

麗菜 少しずつ知ってくださる人たちも増えては来てますけど、ステージに立つたびに新しい出会いも毎回のようにあるように、まだまだ出会ってない人たちが多いです。だからこそ、もっともっと知ってもらえるように頑張らなきゃと思っています。

真理奈 東京は、アイドルさんの数もすごく多いですよね。関東へライブをしに来るたびに、新しく出会うアイドルさんが多いんです。関西も、アイドルさんは増えてますが、馴染みの顔も多いんですね。けど、東京は数えきれないくらいたくさんいる印象を来るたびに感じてます。

――関東側から観るなら、ミライスカートの挨拶を含め「はんなり感」はとても新鮮だからね。

真理奈 それ、感じてもらえてるなら嬉しいです。

麗菜 ライブ中の最初のMCで「よろしくお頼もうします」とか「よう起こしやす」「京都へおいでやす」と言うと、初めて聞いた方々から「オーッ!」という声も出てくるんです。その言葉、ぜひ生で聴きに来てください。

真理奈 「おおきに」とかもね。

――「おおきに」は京都では当たり前に使われていますよね。でも、「よろしくお頼もうします」や「よう起こしやす」「おいでやす」という挨拶も、みなさん当たり前に使っているんですか?

真理奈 お店に行くと使われますけど、普段の会話だと「おおきに」は使いますが、それ意外は使わないかなぁ…。

奈緒美 だけど、ミライスカートでその言葉を当たり前に使ってるから、うちらの中では自然な感覚にもなってるからね。むしろ、ぜひ京都に来て、その言葉を使ってください!

珠菜 そうだね。ぜひ「京都に起こしやすー!!」

真理奈 そしてぇ…。

4人 ミライスカート、ミラーッ!!



【特別インタビューの番外編はこちら】※2/28公開予定


<リリース情報>
タイトル:「千年少女~Tin Ton de Schon~(ちんとんでしゃん)」
発売:2016年3月2日(水)
価格:各1,000円(税込)
収録曲(全タイプ共通):
Track 1 千年少女~Tin Ton de Schon~(ちんとんでしゃん)
Track 2 ギ・ミ・ユ・ラ
Track 3 キラ☆ヒラ〓レボ★エボ
Track 4 千年少女~Tin Ton de Schon~ -Only Groove-

商品番号:YRCS-90112ほか
商品タイプ:
Type A:メインビジュアル グループショット
Type B:児島ソロビジュアル
Type C:相谷ソロビジュアル
Type D:林ソロビジュアル
Type E:橋本ソロビジュアル


ミライスカートワンマンライブ「一生懸命Tin Ton de Schon!?心に愛でるは千年の音?」
日程:2016年3月3日[木](ミラミラの日)
会場:KYOTO MUSE
時間:OPEN 18:00 / START 18:30
料金:前売 1,000円 / 当日 2,000円(別途ドリンク代要)
運営:サウンドクリエーター
お問い合わせ:サウンドクリエーター(06-6357-9990)

チケット:発売中!

・チケットぴあ (Pコード:289-226)
・ローソンチケット(Lコード:51488)
・e+
・SCチケット
・会場手売り
※手売りチケットは完売しました

入場順:
① 手売り→②プレイガイドの順番です

※運営予約不可公演です

▼ミライスカート公式サイト
http://www.miraiskirt.com/

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